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高齢者法研究会&高齢者法JAPAN

「高齢者法」とは、日本では社会保障法、労働法、民事法、医事法、刑事法といった各領域でそれぞれ取り扱っている高齢者にかかわる法的課題を、体系的・横断的に取り扱う法分野です。高齢者特有の法的課題に焦点をあてることで、高齢者の権利保障を進めようと試みる法分野です。アメリカでは、高齢社会の到来と専門分野をもちたい弁護士の増加などに起因して、「高齢者法(Elderlaw)」という法分野が誕生しました。そこで、アメリカの先例にならって、研究者と実務家が一緒になって、高齢者法という法分野を確立していこうと研究しているのが「高齢者法研究会」です。
高齢者法研究会では、高齢者特有の法的課題について検討しています。高齢者に着目して考察することで、高齢者をめぐる各種の法的課題の解決方法に新たな視覚を見いだそうと試みています。高齢者特有の法的課題に焦点を充てることで、世代間の不公正を解消するとともに、高齢者の尊厳を保つ法政策について検討しています。また、現場の課題を洗い出し、高齢者の特性も鑑みて法的課題を研究するために、法律の専門家(研究者や弁護士)が、福祉、医療、看護の専門家とも一緒に研究しています。

高齢者法JAPANのWEBサイトは、高齢者法研究会の研究成果を中心に、高齢者にかかわる各種の情報を発信する目的で作成しました。情報があふれるなか、専門家が情報を厳選し発信していきます。これにより、高齢者の法的課題を検証していくうえで必要な、正確な情報を、広く共有していければと考えております。また、会員コラムや視察報告は、会員が気楽に高齢者にかかわる雑感などを発信する場としています。
情報は随時更新していきますが、ペースは少し遅いかもしれません。最新ニュースを発信するサイトというよりも、情報を蓄積していくサイトを目指しています。初めは盛り込む情報が少ないものとなっておりますが、少しずつ更新していきますので、できましたら長い目でサイトをご覧ください。


☆ 高齢者法研究会代表 ☆
神奈川大学 教授
関 芙佐子/Fusako SEKI

☆ 高齢者法研究会事務局 ☆
熊本県立大学 准教授
西森 利樹/Toshiki NISHIMORI

横浜国立大学 地域連携推進機構ネクストアーバンラボ連携研究員
余 乾生/Qiansheng YU


☆ 高齢者法JAPANの主な執筆者(五十音順)☆

  • 川久保 寛/Hiroshi KAWAKUBO(北海道大学)
  • 川島 通世/Michiyo KAWASHIMA(弁護士)
  • 鈴木 ゆめ/Yume SUZUKI(横浜市立大学)
  • 関 芙佐子/Fusako SEKI(神奈川大学)
  • 田中 恒司/Koshi TANAKA(弁護士)
  • 西村 淳/Jun NISHIMURA(神奈川県立保健福祉大学)
  • 西森 利樹/Toshiki NISHIMORI(熊本県立大学)
  • 原田 啓一郎/Keichiro HARADA(駒澤大学)
  • 柳澤 武/Takeshi YANAGISAWA(名城大学)
  • 余 乾生/Qiansheng YU(横浜国立大学連携研究員)

katagiri絵:片桐 三晴(画家)
北海道札幌市出身。東京・武蔵野美術大学造形学部油絵科卒業。北海道大学文学部文学研究科 芸術学講座研究生修了。北海道芸術学会員。1991 年から2年毎に、札幌市大丸藤井セントラル、時計台ギャラリー、ガレリアなどで個展。その他、アメリカ・ニューヨーク(2000年)、東京・銀座(2012年)などで個展。海外の風物をテーマに独自の色と形の油彩作品を発表。
2009年『ニコラ・ド・スタール 調和を求め続けた画家の軌跡』を出版。銀行カレンダー、大学案内パンフ表紙の制作。2006年より北海道YMCA 造形絵画講師。
現役シニアとして活躍中。HAREBARE GALLERY
HP作成にあたって、コラム「次なる居場所


ロゴについて
logo
ロゴは、E(Elderlaw)と J(Japan)の頭文字に加えて、
人をモチーフにデザインしていただきました。
二人の支え合う人に加えて、人の顔にも見えてきます。
高齢社会が躍動感のある笑顔あふれる支え合いの社会になればと、
そうした思いをロゴにこめています。


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