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財産管理

2017年

図書 NPO法人 遺言・相続リーガルネットワーク『改訂 遺言条項例300&ケース別文例集』(日本加除出版、2017)

条項例がたくさん出ているので、実際に遺言を書くときにはもちろん、遺言で何ができるのかを網羅的に知ることにも役立つ。

2016年

図書 遠藤英嗣『新訂 新しい家族信託 遺言相続、後見に代替する信託の実際の活用法と文例』(日本加除出版、2016)

例えば、成年後見支援信託制度がご本人の資産をあまりにも固定化しているとも思えるように、本来ご本人が自由にできるはずの財産が、ご本人の確かに残っている意思を反映して利用できないような成年後見制度の運用については、一方で実際に多発している成年後見人の不祥事防止手段としての有効性は認めつつも、問題があることは否めないと思う。そのような成年後見制度を補完する一つの選択肢として、「家族信託」が注目を集めている。
「信託」という法技術自体が複雑でわかりにくいにもかかわらず、この本は基礎から公正証書の文例まで、一冊でひととおりを説明している。ただし、民法に関する一定の理解が前提で、法律が全く初めての方には難しい内容だと思われる。

2013年

図書 片岡武=管野眞一『新版 家庭裁判所における遺産分割・遺留分の実務』(日本加除出版、2013)

多くの弁護士が相続事件の実務にあたって参照している本であろう。設例が豊富で、かつ、解説がコンパクトなので、わかりやすくて使いやすい。

 

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